大腸カメラ検査
大腸カメラ検査

大腸カメラは、もっと楽に。小さな病変も、見逃さないために。
鎮静剤「アネレム」、AI内視鏡診断支援システム「CAD EYE」、内視鏡挿入形状観測装置などを活用し、苦痛の軽減と病変の発見・診断に力を入れています。
「大腸カメラは痛そうで怖い」
「以前の検査がつらかった」
「下剤を飲んでから病院へ行くのが不安」
「せっかく受けるなら、小さなポリープもしっかり調べてほしい」
このような理由で、大腸カメラ検査をためらっていませんか?
大腸カメラは、大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎などの病気を調べるための重要な検査です。
当院では、検査の苦痛をできる限り軽減することと、小さな病変にも注意を払って観察することを大切にしています。
そのために、鎮静剤、AIによる内視鏡診断支援、内視鏡挿入形状観測装置、二酸化炭素(CO₂)送気などを組み合わせた検査を行っています。
さらに、院内で下剤を服用できる個室を設け、前処置から検査後の休憩まで、患者様の負担に配慮した環境を整えています。
「大腸カメラは痛い」という不安を、できる限り軽減するために。
当院では、ご希望や患者様の状態に応じて、鎮静剤を使用した大腸カメラ検査を行っています。
鎮静剤には、レミマゾラム(商品名:アネレム)を使用しています。
アネレムは、鎮静効果の発現が比較的速やかで、鎮静の深さを調整しやすい特徴があります。
検査中は、呼吸、血圧、酸素飽和度などを確認しながら、患者様の状態に応じて使用します。
鎮静剤によって、うとうとした状態や眠った状態で検査を受けられる場合があります。
ただし、鎮静の効果には個人差があり、完全に眠ることや痛みがなくなることを保証するものではありません。
「以前の大腸カメラがつらかった」という方も、ぜひご相談ください。
※鎮静剤を使用した当日は、自動車・バイク・自転車の運転はできません。
大腸カメラの痛みには、内視鏡を挿入する際に腸が伸ばされたり、強い張力がかかったりすることが関係しています。
当院では、オリンパス社の内視鏡挿入形状観測装置「UPD-3」を導入しています。
この装置は、体内に挿入された内視鏡の形状や位置をモニター上で確認できる機器です。
内視鏡のたわみやループ形成を把握しながら挿入操作を行うことで、腸管にかかる負担を考慮した検査に役立てています。
無理に押し込むのではなく、腸の形状を確認しながら、できる限り負担の少ない挿入を目指しています。
※腸の形状や手術歴などによって、検査の難易度や痛みには個人差があります。
長崎県初・九州のクリニック初の導入実績(2020年12月)
当院では、富士フイルムのAI内視鏡診断支援システム「CAD EYE™」を使用しています。
2020年12月に、長崎県で初めて、また九州のクリニックとして初めてCAD EYEを導入しました。
CAD EYEは、人工知能(AI)を活用し、大腸内視鏡検査中の病変の発見と鑑別を支援するシステムです。
内視鏡画像をAIがリアルタイムで解析し、ポリープなどが疑われる部分を医師に知らせます。
小さなポリープや平坦で目立ちにくい病変を観察する際にも役立つ技術です。
発見された病変の画像をAIが解析し、腫瘍性・非腫瘍性の鑑別を支援します。
ただし、AIは医師による診断を補助するものであり、最終的な診断や治療方針は医師が判断します。
近年の臨床研究では、AIによる検出支援を使用することで、大腸腺腫の発見率が向上することが報告されています。
当院では、院長自身による観察・診断を基本とし、AIの検出・鑑別支援を組み合わせています。
「内視鏡専門医の経験と判断」+「AIによる診断支援」
この両方を活用し、小さな病変にも注意を払った検査を行っています。
※AIを使用しても、すべての病変を必ず発見・診断できるわけではありません。
大腸ポリープには、盛り上がった形のものだけでなく、平坦で目立ちにくい病変もあります。
特にSSL(大腸鋸歯状病変の一種)は、正常粘膜との色や形の違いが分かりにくい場合があります。
一部の大腸がんは、このような鋸歯状病変を経て発生すると考えられています。
当院では、富士フイルムの内視鏡システム「LASEREO 7000」を使用しています。
通常光観察に加え、BLIなどの画像強調観察とCAD EYEによるAI支援を活用し、病変の発見や診断に努めています。
過去に大腸カメラで異常がなかった方でも、その後に新たなポリープが発生したり、以前の検査では確認されなかった病変が見つかったりする場合があります。
当院でも、過去に内視鏡検査を受けたことのある患者様から、新たにポリープが見つかることがあります。
前回の検査結果、ポリープの病理結果、ご家族の病歴などを踏まえて、適切な検査時期を検討します。
大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、大きさや形状、病変の性質などを確認し、適応となるものはその場で切除することができます。
当院では、エルベ社の高周波手術装置を導入しています。
また、ポリープの種類に応じて、通電を伴わないコールドスネアポリペクトミーなども行っています。
検査でポリープを発見し、適切と判断した場合には、その日のうちに切除まで行えることが当院の特徴です。
ただし、大きなポリープや、がんが疑われる病変、出血リスクが高い場合などは、無理に切除せず、専門的な治療が可能な医療機関をご紹介します。
ポリープ切除後は、出血などの合併症に注意が必要です。食事や飲酒、運動、旅行などについて、治療内容に応じた注意事項をご説明します。
大腸カメラ検査では、検査前に腸管洗浄剤(下剤)を服用する必要があります。
当院では、下剤を服用してからの移動が不安な方や、初めての検査で心配な方のために、院内前処置専用の個室を3室ご用意しています。
個室では、テレビなどをご覧になりながら、落ち着いた環境で前処置を進めていただけます。
また、院内には4か所のトイレを設けています。
ご自宅での前処置が不安な方や、遠方から来院される方も、安心してご相談ください。
大腸カメラでは、大腸の粘膜を観察するために、腸の中へ気体を送り込む必要があります。
従来の空気送気では、検査後にお腹の張りが残ることがあります。
当院では、富士フイルムの二酸化炭素(CO₂)送気装置を使用しています。
二酸化炭素は空気よりも速やかに体内へ吸収されるため、検査中や検査後のお腹の張り・不快感の軽減が期待できます。
当院では、内視鏡自動洗浄消毒装置を使用し、内視鏡の洗浄・高水準消毒など、感染対策に配慮した管理を行っています。
また、鎮静剤を使用した患者様は、専用ストレッチャーでリカバリールームへ移動し、回復するまで休んでいただける体制を整えています。
検査後は、意識状態や体調などを確認してからご帰宅いただきます。
当院の院長は、長崎大学の内視鏡診療部門で診療・教育に携わってきました。
現在も、院長自ら大腸カメラ検査を担当しています。
内視鏡検査では、ポリープやがんを発見するだけでなく、その形状や表面構造を評価し、治療や経過観察の必要性を判断することが重要です。
当院では、院長が自ら観察した内視鏡所見を、検査後の結果説明や今後の治療方針に直接つなげています。
「自分の目で見て、判断し、その後の診療につなげる。」
これが当院の内視鏡診療で大切にしている考え方です。
大腸がんは、日本で患者数の多いがんの一つです。
早期の段階では症状がほとんどないことも多く、血便や腹痛などが現れてからでは進行している場合もあります。
当院では、日々の大腸内視鏡検査を通じて、大腸ポリープや大腸がんの発見に努めています。
実際に、毎年多くの患者様から大腸がんが発見され、必要な治療につなげています。
早期の大腸がんでは、条件によって内視鏡治療が可能な場合があります。
一方、進行度や病変の性質によっては外科的治療が必要となるため、専門医療機関と連携して治療につなげます。
また、がんになる前の段階で適切な大腸ポリープを発見・切除することは、大腸がんの予防にもつながります。
日本では、40歳以上の方を対象に、便潜血検査による大腸がん検診が行われています。
便潜血検査で陽性となった場合は、症状がなくても大腸カメラによる精密検査が重要です。
一方、すべての方に毎年大腸カメラが必要というわけではありません。
適切な検査時期や間隔は、症状、過去の検査結果、家族歴などによって異なります。
当院では、条件を満たす場合に、胃カメラと大腸カメラを同じ日に実施することができます。
例えば、次のような組み合わせについてご相談いただけます。
ただし、検診制度上の条件や患者様の病状、予約状況などによっては、同日検査ができない場合もあります。
当院では、胃カメラと大腸カメラの両方を保険診療で行う同日検査は、原則として実施しておりません。
詳しくは、お電話でお問い合わせください。
※同日検査の場合も、大腸カメラには腸管洗浄剤による前処置が必要です。
事前診察・検査予約
大腸カメラ検査には、事前の診察と説明が必要です。
病歴や服薬状況などを確認し、検査前の食事、下剤の服用方法、注意事項などをご説明します。
大腸カメラの予約は、お電話でご相談ください。
検査前日
検査前日は、当院からご案内する食事内容や下剤の服用方法を守ってお過ごしください。
消化の良い食事を選び、指定された時間までに夕食を済ませていただきます。
腸管洗浄剤の服用
検査当日は、指定の時間から腸管洗浄剤を服用していただきます。
ご自宅で服用する方法と、院内の個室で服用する方法があります。
十分な前処置は、小さな病変を観察するうえでも重要です。
大腸カメラ検査
院長が大腸カメラ検査を行います。
ご希望や患者様の状態に応じて鎮静剤を使用し、挿入形状観測装置、CAD EYEによるAI支援、CO₂送気などを活用します。
検査時間は通常15〜30分程度を目安としていますが、腸の形状や病変の有無、ポリープ切除の内容などによって変動します。
検査後の休憩・結果説明
鎮静剤を使用した場合は、リカバリールームで休んでいただきます。
回復を確認した後、撮影した内視鏡画像をご覧いただきながら検査結果をご説明します。
ポリープを切除した場合は、必要に応じて病理組織検査を行い、後日その結果をご説明します。
大腸カメラ検査は、症状や診察結果から医学的に必要と判断される場合、健康保険が適用されます。
検査のみの場合と、組織検査やポリープ切除を行った場合では、費用が異なります。
| 検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 大腸カメラ検査のみ | 約2,000〜3,000円 | 約3,500〜6,000円 | 約5,000〜9,000円 |
| 大腸カメラ+組織検査(生検) | 約3,000〜5,000円 | 約5,000〜9,000円 | 約8,000〜13,000円 |
| 日帰り大腸ポリープ切除(2cm未満) | 約7,000〜10,000円 | 約14,000〜20,000円 | 約21,000〜30,000円 |
※上記は2026年度の診療報酬を参考にした概算であり、実際の会計金額を保証するものではありません。
※診察料、薬剤、病理組織検査、各種加算、短期滞在手術等基本料1などの算定状況により金額は異なります。
※ポリープ切除の金額は、短期滞在手術等基本料1の算定要件を満たす場合も想定した幅のある目安です。
※事前診察、下剤の処方、後日の病理結果説明などには、別途費用が発生する場合があります。
※医療費の自己負担上限や各種公費制度が適用される場合、実際の窓口負担額は異なります。
当院では、適応となる大腸ポリープについて、入院を伴わない日帰り切除を行っています。
保険診療上の要件を満たす場合には、「短期滞在手術等基本料1」が算定されることがあります。
これは、日帰り手術に必要な医療提供体制や、術前・術後の管理などを評価する診療報酬です。
短期滞在手術等基本料が算定されても、入院していただくわけではありません。
実際の費用は、ポリープの大きさ、切除方法、病理組織検査などによって異なります。
※大腸カメラ検査やポリープ切除には、出血、穿孔、鎮静薬による呼吸・循環への影響などの偶発症が起こる可能性があります。検査前にご説明します。
当院の大腸カメラ検査は、多くの患者様からご予約・お問い合わせをいただいており、予約状況によっては検査まで数か月お待ちいただく場合があります。
長崎市内だけでなく、長崎県内の各地域や県外からも検査を希望される方がいらっしゃいます。
また、海外にお住まいで、一時帰国の機会に合わせて検査を希望される方からのご相談もいただいています。
ご希望の日程にご案内できない場合があり、ご不便をおかけしております。
予約のキャンセルなどにより、予定より早い日程で検査をご案内できる場合があります。
「予約が先まで埋まっているから」と、当院での検査を諦めずに、まずはお電話でご相談ください。
県外からの受診や、一時帰国中の検査など、日程に制約がある方もご相談いただけます。
ただし、ご希望の日程での検査をお約束するものではありません。
便潜血陽性、血便、原因不明の貧血、急な体重減少などがある方は、検査予約を長期間待たず、早めに医療機関で評価を受けてください。
病状によっては、早期に検査が可能な医療機関をご紹介する場合があります。
患者様のご希望を大切にしながら、適切な時期に必要な検査を受けていただけるよう努めています。
腸の形状や過去の手術歴、検査への緊張などによって、痛みの感じ方には個人差があります。
当院では、鎮静剤「アネレム」、挿入形状観測装置、CO₂送気などを活用し、できる限り苦痛の少ない検査を目指しています。
鎮静剤の効果には個人差があります。
十分に眠る方もいれば、呼びかけに反応できる状態で検査を受ける方もいます。
患者様の状態を確認しながら、鎮静の程度を調整します。
近年の研究では、AIによる検出支援を使用することで、大腸腺腫の発見率が向上することが報告されています。
当院ではCAD EYEを活用し、医師による観察・診断を支援しています。
ただし、AIを使用しても、すべての病変を必ず発見できるわけではありません。
前回の検査で異常がなかった場合でも、その後に新たなポリープなどが発生することがあります。
適切な検査間隔は、前回の検査内容や病理結果、家族歴、現在の症状などによって異なります。
はい。適応となるポリープについては、その場で日帰り切除が可能です。
大きさや形状、出血リスクなどによっては、専門医療機関をご紹介します。
はい。院内前処置専用の個室を2室ご用意しています。
院内には4か所のトイレも設けています。
ご希望の方は、事前にご相談ください。
条件を満たす場合には同日検査が可能です。
ただし、当院では両方を保険診療で行う同日検査は、原則として実施していません。
自費の胃カメラや自治体の胃がん検診と、医学的に必要な保険診療の大腸カメラを組み合わせる場合などについてご相談いただけます。
はい。長崎県内各地や県外から検査を希望される患者様もいらっしゃいます。
大腸カメラには事前診察が必要なため、検査日程や受診の流れについて、あらかじめお電話でご相談ください。
一時帰国中に検査をご希望される方からのご相談も承っています。
事前診察や検査予約、健康保険の適用条件などを確認する必要があります。
帰国日程がお決まりの場合は、お早めにお問い合わせください。
大腸カメラは、大腸がんやポリープなどを発見するための重要な検査です。
一方で、「痛そう」「怖い」「下剤が大変そう」という不安から、検査をためらっている方もいらっしゃいます。
当院では、鎮静剤「アネレム」、AI内視鏡診断支援システム「CAD EYE」、内視鏡挿入形状観測装置、CO₂送気、院内前処置スペースなどを活用し、患者様の負担をできる限り軽減できるよう努めています。
そして、院長が自ら内視鏡検査を担当し、必要に応じてポリープ切除を行い、その後の診断や治療までつなげています。
「できる限り楽に。そして、小さな病変にも目を向ける。」
これが当院の大腸内視鏡診療で大切にしている考え方です。
※大腸カメラ検査には事前診察が必要です。検査予約・キャンセル待ちについては、お電話でご相談ください。
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